こんにちは。
院長のふっちーです。
ここのところ、自殺関連の日記ばかりで申し訳ありません。
でも、やっぱりこの問題は、
みんなで考えたほうがいい問題だと思いますので、
今日もお付き合いください。
やっぱり、昨日の日記に書いたように、
10年連続で3万人以上の人が自殺をする国ってのは、
どこかがおかしいわけですよ。
で、その原因のひとつに、
「高度情報化社会」というのがあるのではないか?
と、個人的には考えています。
だって、ちょっと前までは、
自殺サイトで仲間を募って、練炭自殺が流行りましたし、
最近は硫化水素自殺です。
流行るってことがおかしいじゃありませんか?
流行らせない様にすることは出来ないのか?
と思うのです。
そう思っていたところ、
とある方の日記にリンクが張られていたページが目を引いたので、
ここにも張ってみたいともいます↓
http://www.lifelink.or.jp/hp/jisatsuhoudou.html
WHO(世界保健機構)は、自殺が流行ることを防ぐために、
報道のあり方について勧告を出しています。(2000年)。
現在の日本の報道機関は、
これをまったく無視しているか、知らないのではないか?
と、思わせるような報道をしていますよね。
ここにも、自殺がなかなか減らない原因があるのではないか?
と、思わざる終えません。
報道番組を見ていると、
なんだ暗い気分になりませんか?
いやなニュースばかりが連日報道されていて、
今後の社会はお先真っ暗、という印象になります。
ショッキングなニュースを、これでもか!
というくらい、ショッキングに演出して、
繰り返し報道しています。
以前、福岡で地震があったとき、
翌日に友人の結婚式で福岡入りしたことがありました。
テレビ報道の印象では、福岡が壊滅的ダメージを受けている、
かのような報道でしたが、
行ってみると、町は普段と変わらず、
人々は、ふつうに居酒屋で酒を飲んでいました。
しかしテレビは、最も被害が大きかった場所を繰り返し取材し、
その場所の映像しか流しませんでした。
そして、さも、
地震の被害が甚大であるかのような報道をしていました。
どの番組を見ても、
「被害は市街地の一部に限られていて、
多くの人々は普通の生活に戻りました。」
などというものは無かった。
ああ、これが、マスコミの実体か。
と思いましたよ。
いい経験でした。
もうちょっと、何とかなりませんかねえ。
マスコミさん。
公正な報道を、よろしくお願いしますよ。