幸せな働き方って?
こんにちは。院長のふっちーです。
私が健康問題を考えるきっかけになった一つに、
サラリーマン(労働者)の働き方に対する疑問でありました。
日本は世界第2位の経済大国で、
国民性は真面目でおとなしく謙虚。
自然環境にも恵まれ、高度な教育と医療を受けられて、
平均寿命は世界一。
世界的にもとても恵まれている国だと思います。
それなのに、労働時間も世界一で、
自殺者の割合は先進国中でワーストワン。
とても幸せを実感できない状況にあります。
本当に、利益を上げることが幸せにつながるのでしょうか?
身の丈を知ることが必要に思うのですが。。
私の高校時代の同級生が、社会保険労務士事務所を経営していまして、
毎月ニュースレターを送ってくれます。
そのニュースレターに、欧州各国における子育て支援の現状が記載されていました。
そのなかでイギリスでは社員が自分に合った労働時間や働き方を決めるとありました。
労働時間の短縮や、繁忙期に集中的に働いて長期休暇を取るタイムバンキング制度、
ワークシェアリングなども選べるようです。
そして多くの人が柔軟な働き方をしているとあります。
子育てをしながらフルタイムで働くというのは、日本においては非常に難しい現状にあります。
保育園は実質8時間しか預かってくれないので、
通勤時間や休憩時間を含めると8時間労働は事実上不可能と言うことになります。
従って、パートやアルバイトという不安定な身分で働かざるを得ないことになります。
非正規労働者が増えれば、格差が広がる。
女性が子供を生むか、仕事を取るかで悩まなければならない現実があります。
何が何でも、モーレツに、すべてを犠牲にして、ぎりぎりまで仕事をして、
最大限の利益を追求しなければならないのでしょうか?
従業員を搾取して、会社の利益を追求しなければいけないのでしょうか?
従業員を酷使すれば、疲弊して士気が下がり、結局は企業の勢いがなくなるような気がします。
直接的な利益UPではなくて、もっと間接的に、利益を上げることも、
経営者の資質だと思うのですが。。
そして、やはり国が主導してそういう経営者を増やしていただきたいと思います。
そうやって本当に「美しい国」を作っていただきたい。
再チャレンジ出来ることも重要ですが、
チャレンジしない人たちも、もっと余裕のある生活ができる社会が必要ではないかと思ってしまいます。
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